数十年前に秋葉原で購入し、数年前まで使用していたものです。
・（画像1枚目）全体図です。（下部の黒いトーンアームベースは含みません。）
・（画像2枚目）インサイドフォースキャンセラーは正常です。
・（画像3枚目）ヘッドシェルへのカートリッジ取付ネジは6mm、10mm、15mmの3種ともあります。アームレストのロッドは取付上の理由で使用していた時は少し曲げていました。今は元に戻していますが戻すときに少しキズが付いています。
・（画像4枚目）アームベースはターンテーブル面の高さに合わせるために右にあるアルミブロックでかさ上げしていましたが、その穴明け加工時に失敗して余計な穴を開けてしまいました。
・（画像5枚目）アームリフターはオイルが抜けているようで、円滑に上下はしますが遅延下降は殆んど利きません。またリフターのハンドルが抜けます。
・（画像６枚目）テスターでヘッドシェルからRCAプラグまでの導通を確認してみました。０.５Ω～数Ωで、断線はありませんでしたが、アームパイプを一旦ばらして、再組立てしたら抵抗値が変化します。UA-7はコネクタ部が通常のユニバーサルアームより多いこともありコネクタピンは金メッキされてはいますが経年劣化で接触抵抗が増えているようです。MMカートリッジなら問題ないと思われますが、低出力抵抗のMCカートリッジを使用する場合はコネクタピンのメンテナンスを行う必要があると思います。これがジャンク扱い出品とした主な理由です。
・（画像７枚目）初動感度を確かめるために、水平バランスをとった状態で切手をヘッドシェルに乗せてみて、スゥーとお辞儀しましたから軸受けは大丈夫だと思います。
・（画像8枚目）書き込みをしていますが、パンフレット、使用説明書、取付用テンプレートもあります。
・（画像９枚目）出品の全てです。
・（画像10枚目）元箱に収めてお送りしますが、箱はかなり経年劣化しています。
・画像4枚目のかさ上げ用アルミブロックもお役に立てるかもしれませんのでオマケとして付属させます。
・以上の理由でジャンク扱いで出品しますので、落札後はノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
（2023年 9月 11日 15時 46分 追加）
（追記）
・以上は今回の出品に当たって動作確認してみての結果ですが、（画像６枚目）の『アームパイプを一旦ばらして、再組立てしたら抵抗値が変化します』と書いていますが、『一旦ばらして』は分解したのではなくアームパイプを脱着した時に抵抗値が一定にならないという意味です。
・ちなみに（画像７枚目）の郵便切手１枚の重さは0.06ｇ位だそうです。
（2023年 9月 12日 10時 45分 追加）
（追記２）
ヘッドシェルへのカートリッジ取付ネジは（画像3枚目）のスリーブ状のナットと３種の細身のおネジの組み合わせがSTAX正規のものです。
（2023年 9月 13日 9時 59分 追加）
（追記３）
「ジャンク扱いで、ノークレーム・ノーリターン」と書きましたが、上記したことと著しい相違がある場合は相談に応じます。また上記にないことの質問があれば質問欄からして下さい。
かなり時間が経っているので接続ピン接触抵抗の劣化等はありますが、基本的なメカはまだまだしっかりしていると思います。
（2023年 9月 15日 17時 11分 追加）
（追記４）
調べてみると、UA-7の販売終了は1981年頃だそうです。つまり世にあるUA-7は全て40年以上経ているわけです。それだけの時間を過ごせば、むしろ接続ピン接触抵抗の劣化があって当然でしょう。
「導通あり」は「断線していない」という意味しかなく、抵抗値は数Ωから数10Ωあっても「導通あり」です。その意味ではこの出品も接触抵抗値をジャンク扱いの理由にする必要はなかったのかも知れません。
いずれにせよ出力インピーダンスの高いMMカートリッジなら無視できるでしょうが、出力インピーダンスが数ΩのMCカートリッジでは、しっかり接点クリーニング等を行なって接触抵抗値を安定させる必要があると思います。
（2023年 9月 11日 15時 46分 追加）
（2023年 9月 12日 10時 45分 追加）
（2023年 9月 13日 9時 59分 追加）
（2023年 9月 15日 17時 11分 追加）