TRIO KT-7700 ¥78,000(1976年頃)
本オークションで数年前に、TRIO KT-9900の予備機として入手しました。
入手後、たまに電源を入れ動作確認する程度でしたので入手後の使用頻度は少ないです。
機種が増えたため出品します。入手後、整備及び修理履歴はありません、現状渡しです。
パルスカウント方式を使用しない従来型の基本的な回路を用いたFM専用チューナでした。
KT-9900には解像度は今一つ及びませんが音色・音質は中庸で安定した印象です。
KT-9900よりも部品点数が少なく故障発生の確立も低く、メンテナンスし易いように思います。
<当方の確認事項>
1)電源が入り、局が選択でき音声が出る事は確認出来ています。
2)音声VRのガリ音はありませんでした。各操作SWも動作確認出来ました。
3)表示灯は全て点灯します。
4)外観は、上部蓋にやや白い擦りあとがありますがそのほかは大きな傷汚れは無く
美品と思います。特にフロントパネルは、ガラス部も含め良好な状態と思います。
もちろん、新品と同様なレベルではなく、経年の小傷、汚れはあります。
46年経過した商品としては外観程度の良い方と思います。
5)元箱が有りますので、梱包は問題ありません。
全ての初期性能を保証することは出来ませんのでご了承下さい。
到着時、電源は入らず、音が出ない場合のみ返品/返金に対応致します。
その際の返送料はご負担願います。配送は、クロネコヤマト宅急便着払いです。
<当時の解説>
あらゆる面から総合的に追求して開発されたFMステレオチューナー。
フロントエンド部にはシングル・ダブル・トリプルチューン構成、トラッキングエラー、ギャングエラーを抑えた
精密7連バリコンと小容量負荷のDD-MOS型FETを採用しており、低歪率特性を損なわずに優れた妨害排除能力を実現しています。
オーディオ増幅部には差動直結±2電源オペアンプを採用しています。
また、ディスクリ以後のオーディオ信号系を全て±2電源で駆動することで300%のオーバー変調時でも歪の悪化が殆どありません。
トリオ独自のFETスイッチング方式であるD.S.D.Cを採用しています。
この方式では左右のセパレーションを独立して調整しています。
オーディオ部の位相特性を重視してローパスフィルターには7素子ノルトン変換フィルターを使用しています。
高精度設計のディエンファシス回路を搭載しています。
抵抗やコンデンサーなどを厳密に管理し、選別した高精度素子で構成しています。
<機種の定格>
型式 FMステレオチューナー
受信周波数 76MHz~90MHz
アンテナインピーダンス 300Ω平衡
75Ω不平衡
感度(IHF) 1.5μV(300Ω)
0.8μV(75Ω)
SN比50dBクワイティング感度 mono:2.8μV
stereo:30μV
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 22W
外形寸法 幅380x高さ149x奥行376mm
重量 8.5kg