①トムピコティ×トムサクラ(3本植え)
②トムサクラ×トムピコティ(3本植え)
①Ⅰ葉長8.5㎝、葉幅2.2㎝、Ⅱ葉長9.0㎝、葉幅1.8㎝、Ⅲ葉長11.0㎝、葉幅2.1㎝、
②Ⅰ葉長9.0㎝、葉幅2.1㎝、Ⅱ葉長8.5㎝、葉幅2.0㎝、Ⅲ葉長7.0㎝、葉幅2.0㎝、
3号ポット、1~2枚葉、昨年秋まきの0年生実生です。
写真1枚目がトムピコティで、2枚目がトムサクラ、写真3枚目からが出品苗です。
超貴重なトムピーチ同士の交配、トムピコティとトムザクラの裏表交配苗0年生実生、各3本の計6本の出品です。
トムピーチとはアメリカのトム氏が作出したピーチ系の品種です。
日本にはほんの数株しか輸入していない大変貴重な品種です。
G1黄花系のピーチ咲き種で、G1黄花と交配すれば25~50%、ピーチ咲き苗が作れます。
出品苗の親は、仲間がトムピーチ同士の交配で作ったピコティ咲き種とピンク咲き種になります。
トムピーチ同士の交配であれば、殆どの株がピーチ、ピンクで咲いてくれます。
なお、同系統同士の交配でも、通常の黄花(青軸)苗も数本出ますが、90%以上赤軸でピーチ、ピンクで咲く苗が採れます。
出品苗はピンク咲きでピコティ(覆輪花)で咲くものを狙った交配苗で、初めての交配なので、裏表交配を行ないました。
どちらの交配に狙った花が咲くかは不明ですが、つまらない花色では殆ど咲かないと思っています。
交配苗ですので、咲いてみないとわかりませんが、親株のトムピコティはピーチ咲きの覆輪花です。
なかなかこのような覆輪咲きする品種は少なく、花径も8.0㎝と大きめで株姿も葉長55.0㎝、葉幅.6.2㎝の中型タイプです。
もう1株の親トムサクラは、トム系でも珍しいピンク咲きサクラ色で咲く株で、花径も9.0㎝と大きい花を咲かせ、株サイズも葉長47.0㎝、葉幅6.2㎝と中型のまずまずの姿をしています。
両親株とも同交配から出た株で、兄弟株になります。
出品苗はピーチ、ピンク咲き種の人気を取り戻す為に交配しました。
なかなかこのような交配は行なっていないので、ブームの火付け役になるのではないかと思っています。
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