【極希少】精工舎 陸軍 1492 24型 15石 琺瑯文字板 SEIKOSHA 鎖 武徳会 大日本帝国 日本軍 標準時計 軍用 懐中時計 手巻き
大日本帝国陸軍の指令により精工舎が納品した懐中時計を出品します。
この懐中時計は、戦時中、陸軍において実際に採用されていた時計で、精工舎が陸軍に納品したものとなります。
ケースは24型と海軍でも甲板時計として採用していたもので陸軍においてもこの24型が採用されておりました。
「SEIKOSHA」と記載された焼き物の琺瑯文字盤が使用されてありアラビア数字が使われております。残念ながら11時より4時へ斜めにヒビがあり、4時下部分に補修した痕跡がありますが、全体的に綺麗な文字盤をしております。
24型のケースは、ねじ込み式となっており、ケース裏蓋には、「陸軍」と縦に刻まれ、下に「1492」と刻まれてあります。
裏側は、ペルラージュ加工が綺麗に施され、「SKS」マークと下に「FINE NICKEL」の刻印があります。精工舎が納品した軍関係のものには後期になるとメッキケースが採用されていたことからこのケースは初期の頃のものと思われます。側面に小さな打ち痕がありますがその他は大変な綺麗な状態を保っております。
青焼きの時針分針もまずまずの状態を保っており、秒針も綺麗な状態を保ってをおります。
ムーブメントには、美しいコート・ド・ジュネーブ加工が施されており、「SEIKOSHA」「13083」「15 JEWELS」の刻印があり、このムーブメントでは最高の15石のムーブメントとなっております。ムーブメントが取り付けられた部分のケース周囲にもペルラージュ加工が施されてあります。
出品に際し、ケースの磨き及び分解掃除をおこなっておりますのでケースも綺麗な輝きを放っており、ムーブメントも問題なく元気に稼働しております。
戦争を生き抜いてきた経緯を鑑みるとかなり美しく感慨深いものがあります。
また環のぐらつきも一切なくしっかりと固定されています。
使用されていたものですので凹みや燻みなどが多い中、ピカピカの陸軍懐中時計という希少な逸品と言えます。
太い鎖も付属しております。その鎖には、「日本武徳会」の金色のフォブがとりつけられてあり、フォブの取り付け部の環には「K18」の刻印があります。この機会にいかがでしょうか。
その他、ブルウル クロノメーター スプロングデテントの商館時計なども出品しておりますのでご覧頂けますと幸いです。
【商品情報】
横幅:60.6mm
縦幅:75.0mm(リューズまで)/85.1mm(環まで)
厚み:15.2mm
重さ:143.00g
鎖重さ:35.30g
総重量:178.30g
※稼働確認済み(分解掃除済み)
■手巻き式ムーブメントですので1日1回くらい巻いてやる必要がございます。
■現在稼働していますが、アンティーク時計となりますので精度及び稼働を保証するものではございませんので予めご了承ください。
■説明漏れもあると思いますので写真にてご判断頂けますと幸いです。