桜を思わせる柔らかな乳白色のピンク色のガラスたちと、水を思わせる様々な透明度のブルーのガラス。
清らかな水の流れの中を舞う桜の花びらたちの色彩を思い浮かべながら組み合わせて制作した、小さなガラスの雫です。
陽光差し込む明るい時間帯を想像していたのですが、完成した雫から想起されるのは太陽が沈みゆく宵の頃。
少しばかり残るかそけき日の光と、夜桜を楽しむために人々が用意した灯りに照らされ、柔らかに浮かび上がる桜。
風が吹き、空に舞う花びらもまた、その光に照らされ輝く。
そんな光景が思い浮かび「宵桜の舞」と名前をつけました。
ガラスを重ね合わせる最後の工程で銀上澄が練り込まれたガラスを一巻き。
風に乗って桜の花びらが運ばれていく様をイメージしています。
制作は自宅のリビングの一角を小さな工房にし、バーナーを使ってガラスを溶かしながら行っています。
ガラスの粘りと重力と遠心力によって作り出される優しい曲線と、その透明感は、ガラスならではのものだと感じています。
置物として自立できるよう、ガラスの底を少しだけ平らにして仕上げました。
雫の上部にちょっと大きめの凹みができてしまったため、通常よりも少しリーズナブルなお値段にさせていただいております。
凹み具合は5〜7枚めの商品画像にてご確認ください。
また少し不安定で触るとゆらゆらと揺れますが、平らで安定した場所であれば問題なく飾っていただけます。
繊細で優美な自然の色彩。それをそのままに表現することは難しく、できているとはとても言えないけれど、そこに感じた優しさや感動を少しでも作品に表していけたらと思い、制作しています。
光のあたる窓辺、机の上、玄関、、、。
お好きな場所に飾っていただき、ガラスならではの透明感と色彩、柔らかなフォルムをお楽しみいただけましたら幸いです。
*サイズと重さ*
高さ:3.3cm 幅:2.3cm
重さ:21g
ーーーーー
・ガラスですので強い衝撃や急激な温度変化にご注意ください。
・画像と同じものをお届けいたします。
・商品画像はできる限り実物通りになるよう撮影・編集しておりますが、モニター環境や光の具合によって異なって見える場合もございます。予めご了承ください。